日本を強くするには・・・

  今日は狭山YEGの本年度第9回目の役員会でした。年末が近づき、出席者もどんどん減ってきています＾＾；

　こんな中、YEGの事業が上程されてきましたが、こういった会もいろいろな曲がり角に近づいて来たとも言えるかもしれません。

　先日は商工会議所も25周年を迎えた。

　25年前といえばバブルまっただ中。日本の株価も年末に向け頂点をつけるところを目指していた。高度成長期で子どもも増え、何もしていない人まで給与があがり、給与が上がっていくから仕事もやるという発想でも運営がなりたっていた。それどころか、必要ない人員もたくさん抱えて運営でき、とにかく好景気に支えられて、業務チェックなどもかなりずさんに進んでいた。

　でもそういうわけには行かない。崩壊もやってきた。

　しかしバブルがはじけてからも地方経済では、いろいろな会が発足し、不況への流れを止めるべく、先人たちが集まっては話し合い、本気で経済復興を考えていました。一方でそのジュニアたちは、バブルの恩惠などもあり、ある程度資産を築いた親の下で展開するビジネスがベースにあるため、新しく「考える」ということをしているつもりで出来ていない。これが地方経済の疲弊につながっている。これは経営者だけでなく、労働者にも言えること。仕事を転々とする人が増えてきたことから派遣などの制度が充実してきたが、この根底にあるのは、仕事をしなくても親が「金」をもっていると子どもが思っているという事。その子どもというのがまさに今生産年齢のどまんなかに居る団塊Jrだ。

　つまりは、この層にメスを入れる必要があるという事。ここを強くする方法なくして、それ以降の若者、日本に未来は無い。ここに成功体験などを積ませないと、バブル期末期にできた、何のためにあるのかもわからない会を意味もなく存続させるために、やりたくもない事を行って時間を浪費していくことになる。

　ちょっとまえ、リーマン後に、自動車メーカービッグ３の社長が自家用ジェットで国にお金を借りに来たという話があるが、まさにそれと同じで、わからない人には、わからせようとしても、何が悪いかわかっていないので、いつまでたっても分からない。

　残念ながら今、団塊Jｒは好景気の中にいます。口では不景気だの金が無いだの行っておきながら、そんな心配は実はしていない。裕福な日本ですが、まもなく気付かされる時が来ますね。

　きっと、日本がどんどん世界的地位をなくしていく時に、「立ち上がろう！」と旗をふる人間が沢山出てくるというよりは、日本政府にせいにして、さらに地位を低めていくのだろう。

　さあ、そうならないように自立した人間を集めて事をなしとげよう。

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