お盆様をお迎えに行く ～リメンバー・ミー～

　私の住む地域では今日からお盆。お盆様をお迎えに菩提時に出かけました。提灯とお線香を持ち、お寺に到着すると、久々に住職と会話する時間がありました。住職は声がでかいから、お墓のどこにいてもだれかとしゃべっているのが聞こえます。

　駐車場が少ないため、早めに行って正解。私たちが帰ることには駐車場が満車になって、待っている人が続出。とはいえ、皆さん前日にはお墓の掃除を終えて、今日はお迎えに来るだけになっているはず。だからそれぞれそんなに時間はかかりません。

　ろうそくに火をともし、自宅まで連れて帰ってきました。

　Pixarの映画で「リメンバー・ミー」という邦題の映画があります。この映画は、年に一度ご先祖様が家族に会いに来る日に起こった不思議な出来事を描いたストーリー。まるで日本のお盆のような話しです。

　ストーリーの中で、生きている人たちから忘れ去られてしまった人たちは、あの世でも消えてしまうという場面があるのですが、これはなんだか年に何度かご先祖様を思い出させる行事がある事の裏付けを説明されたようでとても納得がいく面白いストーリーだなーと感心したのを覚えています。有名な人はいろいろな人から受け継がれていてあの世でも長く存在するという事。

　お盆になると、この映画思い出しますね。

今日からご先祖様ご一行が我が家にいるという事です。ところで、この映画の本当のタイトルは、主人公ミゲルの曾おばあちゃんの名前「ＣＯＣＯ」です。邦題はその映画の内容を説明するようなタイトルでないと日本人には受けないようです。原題のＣＯＣＯは主人公と思わせて、実は曾おばあちゃんの名前。そして「なぜ」が続くわけです。

　今日は暑い日でしたが、夕暮れ時は、きれいな夕焼けが広がっていました。家族と見ないとね。

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