自宅では新聞をとっていないのですが、たまにモーニングを食べに行く、近くのファミレスで読む新聞。ネットで見れると言い、新聞を解約するも、やはりペーパーの新聞は慣れている世代でもあるので、読みやすい。
ところで今日(7/15)の記事、政府クラウド「国産」促す。という記事ですが、そもそもテクノロジーはフリーダムな発想から作られて行かないとよいものにならない。アマゾンやGoogleのように自然発生的に表れて、あとから政府がかっさらっていき、それに嫌気がさした新しい若者たちが更に新しいプラットフォームを開発し、なんとかフリーダムを維持しようとしていくような風土でテクノロジーが進化していっている。
日本は政府主導。だからマイナンバーのシステムすらうまく稼働しない。すべては利権がらみ。そんなクラウドにだれがデータを置くのだろうか?
残念ながら本当のIT企業っていうのは日本に無くて、日本ではIT関連企業といい、その多くは米国のプラットフォームの上にアプリケーションを動かしている。記事にもあるように、結局はGAFAMのものを使っている現状がある。いまさらながらデータを国外の企業にゆだねるのはどうだろうと言い出した。
日本は風土からも憲法上でもすべてをデジタルにするのは無理。特に行政が行うものをデジタルは無理。なぜなら、改ざんや修正した痕跡がすべて残り、これらは常習的に政府が行っているものだから。そして、なぜ改善・修正が起こるかというと、このような手続き的なものを間違えなく行えるほど賢くない。というよりも、縦割りの行政だけに、それぞれの所轄で同じような手続きでも全く違った手続き・ルールになってしまう。
つまり、仕組み自体がDXに向かわない。だから国産クラウドじゃなくて、そもそも抜本的にコンピュータと会話しやすいような仕組みに変えないとDXできないという事。
また、表面だけを変えて、ペーパー時代よりもコストと時間がかかる仕組みを作ろうとしています。そろそろ気づいてください。国民は気づいているのに。
日本はITに向いていない風土。なんでもDXは危険。
Reviewed by DRT
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8月 15, 2023
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